歯周病でお困りの方へ ~ 歯のくいしばりについて ~
こんにちは。 日本歯周病学会 歯周病専門医 玉澤賢です。
最近、歯が割れたり、欠けたりして来院される患者さんが多くなりました。
これは、噛み合わせの不調和、虫歯のほかに、歯のくいしばり、歯ぎしりによるものが
考えられます。
特に歯周病の患者さんは、歯周病の進行が速くなる場合があります。
特に、過度な歯のくいしばりに注意が必要です。
頑張りすぎる、ストレスを感じると、無意識のうちに
顎に力が入り、奥歯を嚙みしている可能性があります。
ストレス解消する行為と言われているため、すべて悪い事ではないですが、
過度に続くと、肩こりや頭痛の原因の1つになることもあるので、注意が必要です。
やがては、歯が破折し、抜歯になってしまうケースになってしまうことも。
口元に力が入っている緊張状態が続くと、顎や歯に負担がかかります。
仕事中でも、時間を区切って、小休止して顎に力が入っていないか、注意を払う。
それに気づいたら、上下の奥歯どうしを意識して離して、口元を軽く開けてリラックス。
自分自身で気づくことが大切です。
顔の筋肉の緊張がほぐれ、顔の表情が変わり、血流も改善されます。
