失った歯の部分のあごの骨に、新たに人工の歯根(チタン製)を植え、固定式の人工歯を入れ、歯の機能性、審美性を回復する治療法です。
インプラントと骨がしっかり結合するまで、骨の状態などの個人差がありますが、約6週間から16週間かかります。
ブリッジを入れる時のように、健康な隣の歯を削る必要がありません。
また、取り外しの入れ歯が合わない方にも、おすすめです。
当院では、世界で安全性、信頼性の高いメーカーであるスイスのストローマン社のITIインプラントを使用しております。
明らかに歯の保存ができないケース、長期的な残存歯の保存を考慮した欠損部位に対するケースにおいて、インプラント治療を行っています。保存が難しいといわれた歯に対しては、まず歯周病治療、根の治療などの保存治療の可能性を考えて、歯を残す治療を優先しています。
歯がすべて欠損している場合は、下記のように2パターンの治療法があります。
インプラントの上にネジで固定する。
インプラントに、セラミックのブリッジを固定します。
インプラントの上についた突起型の装置にはめる。
インプラントに磁石を装着し、着脱式の義歯を使用します。
最小限の本数のインプラントを埋入し、その上部にクリップや磁石を装着します。
インプラントと磁石装置やアタッチメント(クリップ式)を使うと、はずれにくく、違和感の少ない義歯(入れ歯)を作ることができます。
費用も、固定式タイプよりも安くなります。
無歯顎で、入れ歯でお困りの方に最適な治療法です。
インプラント治療の終了後は、適切な口腔ケアが不可欠です。専門家による歯のクリーニング、かみ合わせのチェックを受けて、長期的にインプラントを維持させていくことが、大切です。
インプラントは、かみ合わせやクリーニングのチェックとケアがより大切です。また、費用が高価で外科的な治療が必要になります。